日々のあれこれを気ままに綴ってます。のんびりしていってくださいね                  (記事の無断転載禁止)


by orako-cafe
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海を飛ぶ夢 を観た

男は若い頃、海の事故で体の自由を失い、28年間寝たきりの生活を送っている。
寝たきりの生活の中、男は詩を綴り、友と語らい笑い、そして家族に愛され生きてきた。

でも男は「死」を渇望しているのだ。
死をもってこの肉体から開放される事・・・それだけが男の望みなのだ。


実の父と兄は死を望む男を理解出来ない(認めたくない)
「息子が自分(父)より先に死ぬだけでもつらいのに、その上自ら死を選ぶのか?」
「死んでしまったら2度と会えなくなるのに、何故お前はそんなに死にたがるのだ」

兄の嫁は寝たきりの義弟を献身的に介護してきた。
「彼を息子のように愛している。でも彼が死にたいならその希望を叶えてあげたい」

男の希望を叶える為に裁判を行う尊厳死の会。
「彼はもう十分に苦しんだ。生きる権利があるなら、死を選択する権利もあるはずだ」


誰もが痛いほど男を愛している。男も家族を愛している。

愛しているからこそ、何があっても死なせたくない。
愛しているからこそ、全てから開放してあげたい。


死を拒む事と死を選ばせる事、どちらの愛が深いのだろうか?


彼の唯一の心の慰めは空を飛ぶ事
空想の旅に出て、もう二度と行く事のない海の上を飛ぶのだ。

そしてどこかの空の上でまた愛する人と再会する事を願いながら。



この映画を観ながら自分だったらどうするだろう?と考えてしまった
旦那が寝たきりになり「死」を心から望んだら、私はそれを許せるのだろうか?
私が寝たきりになって「死」を望んだ時、旦那はそれを許してくれるのか・・・

「死」とは誰の判断で決められるものなのだろう。
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by orako-cafe | 2006-02-23 22:25 | ◇徒然日記